10年前の3.11からの決死の決断

もりたサポートオフィス

2021年03月12日 19:18

10年前の私たちは、
結婚15年目に誕生してくれた、なっぱ(長女)のお宮参りでした。

初めての出産から約1ヶ月後。
ようやく外に出れるようになった矢先、
日本中が一気に変わりました。

社労士として開業し、
コーチングアカデミーや、
当時は、幼児知育教室も運営していました。

春の入校生の問い合わせもまったく動かず、
そこから一気に決断しました。


かなりの額の内装費用を払って引っ越ししてから、
1年後くらいの教室と事務所を手放すことを決意し、
すぐ移転先を探しました。

住んでいた場所も家賃が払えないことを想定して、
私の実家に居候させてもらうことをお願いしました。

さらには、
開業当初から一緒に頑張って働いてくれた弟に、
退職してもらうこともお願いしました。

弟は結婚もして、
子どももまだ生まれたばかりの5ヶ月だったので、
本当に苦しい選択でした。

うちは生後1ヶ月の赤ちゃんがいたけれど、
やってきたことを存続するための決断の日々。

でも、確かわずか1週間くらいでした。


そのあとは、教室・事務所の移転先探し、
「教室・事務所」と「自宅」の引っ越し、
引越しに伴う移転の手続きやお知らせ。

5月には、
例年と同じように、
コーチングアカデミーの新年度をスタートさせました。

・・・ってことをすっかり忘れてました(^^;;


大変だったとは思うし、
こうやって思い出すと、胸が苦しくなるけれど、
今もまた大変な中で、すっかり忘れてました。
私たち、乗り越えてきました。

あの時、お宮参りの後に写真屋さんに行って、
大泣きが止まらず、撮影を断念した長女なっぱも、
先月10歳になり、すっかりお姉ちゃんです⭐︎

今も大変だし、どうやら新年度もかなり厳しいですが、
こうやって生きていられることに感謝して、
強さと優しさを持った人間でありたいです。
生かさせてもらっていることに、感謝です。



関連記事